🎯 この章の目的
- お客様と合意した内容に食い違いがないようにする
- 撮影当日のスムーズな進行のための段取りを明確にする
- お客様の不安や疑問を解消し、「任せて安心」と思ってもらう
✅ ステップ①:契約書・申込書の送付と確認
契約はトラブル回避の土台です。
口約束ではなく、書面・データで形に残すことが重要です。
📄 おすすめ書式
書類名 | 内容例(項目) |
---|---|
契約書(PDF) | ・業務内容の詳細(撮影日時・場所・納品形式など) ・料金・支払い条件 ・キャンセルポリシー ・肖像権・著作権の扱い |
撮影申込書 | ・クライアント情報(園名・代表者・電話) ・希望するオプション(DVD本数など) ・サイン欄(電子サイン可) |
✅ ステップ②:撮影前の最終確認連絡(メール・電話)
撮影日の1週間前〜3日前に、最終確認のご連絡を行います。
この時点で改めて信頼感を高めましょう。
📧 メールテンプレート例
graphqlコピーする編集する○○様
お世話になっております。
IGスタイルの○○です。
○月○日(〇)の撮影に関して、下記の通り最終確認させていただきます。
【撮影内容】
・園名:〇〇こども園
・イベント:発表会(午前の部・午後の部 両方)
・撮影時間:9:00集合/9:30開始予定
・使用カメラ:2台(固定+手持ち)
・納品形式:DVD20枚+限定URL動画
【当日のお願い】
・撮影場所の確保(ステージ前中央付近)
・電源使用の許可
・会場スタッフ様へのご紹介
そのほか、ご不明点などございましたらお気軽にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
———
IGスタイル(担当:○○)
📩 info@ig-video.jp
📞 090-xxxx-xxxx
———
✅ ステップ③:現場の詳細確認(ロケハンまたは事前ヒアリング)
可能であれば事前に現地確認(ロケハン)を行います。
難しい場合は電話・ビデオ通話・写真共有で代替できます。
✅ 確認ポイントチェックリスト
- 会場の広さ・明るさ・音響状況(外部マイク必要か)
- カメラ設置位置・通路の妨げにならないか
- 電源の位置・使用可否
- 進行表の有無・開始と終了時間の確定
- 雨天時の対応(屋外イベントの場合)
✅ ステップ④:撮影チームとの社内共有(複数名体制時)
スタッフや外注カメラマンが関わる場合は、共有シートや指示書を使って情報統一を図ります。
📎 撮影指示書の例
項目 | 内容例 |
---|---|
案件名 | ○○保育園 発表会2025春 |
担当スタッフ | Aさん(カメラ1)、Bさん(カメラ2) |
集合・解散時間 | 9:00集合/13:00解散予定 |
撮影のポイント | 年長クラスの合唱は重点的に/親子競技で表情を抜く |
注意事項 | 保護者の映り込みNG希望あり/園児の顔がなるべく映る構図 |
✅ ステップ⑤:お客様への“安心の一言”を忘れずに
最後の仕上げは「人としての一言」です。
ただの業者ではなく、「任せて安心できるパートナー」と思ってもらいましょう。
🗣 安心感を与える一言例
- 「当日は責任を持ってしっかり撮影いたしますのでご安心ください」
- 「トラブルが起きた場合も、すぐにご報告・ご相談いたします」
- 「ご不明点があればいつでもご連絡くださいね」
✅ チェックリスト:契約・撮影前の準備
- 契約書・申込書を送付・回収済み
- 撮影当日の内容を最終確認済み(メールか電話)
- 会場情報・進行表・電源などを確認済み
- 社内または外注スタッフと内容を共有済み
- お客様に安心できる一言を添えたか
🧩 まとめ:「事前準備」で9割のトラブルは防げる
撮影現場のスムーズさ・信頼感のほとんどは準備段階で決まります。
「プロとしての準備力」を見せることが、次の依頼にもつながります。